• 電気自動車
    バッテリーに蓄えた電気でモーターを回転させて走る自動車を電気自動車と呼ぶ。
    電気自動車は、走行中は排出ガスは一切なく、走行騒音も通常の自動車と比較して大幅に減少する。発電時には発電所から窒素酸化物や二酸化炭素が排出されるが、通常の自動車よりも電気自動車の方がエネルギー効率が高い。バッテリーの技術が改良され、近年はニッケル水槽電池やリチウムイオン電池を搭載した第2世代電気自動車が、1充電あたり約200km以上走行できる。


  • 天然ガス自動車
    天然ガスを主成分とした都市ガスを燃料として走る自動車を天然ガス自動車と呼ぶ。天然ガス自動車の中でも、天然ガスを気体のまま圧縮し使用する圧縮天然ガス自動車が最も普及している。天然ガスは、硫黄分などの不純物を含まないクリーンなエネルギーで、黒煙が排出されない。通常の自動車からの改造も簡単で、走行性能はディーゼル車と同等程度である。


  • ハイブリッド自動車
    複数の動力源を組み合わせて低公害化や省エネ化を図る自動車をハイブリッド自動車と呼ぶ。エンジンとバッテリー、油圧ポンプを組み合わせたものが多い。これらは、エンジンで発生させたエネルギーやブレーキ時の制動エネルギーを電気や圧力エネルギーに買えて保存し、発進時等にそのエネルギーを使って駆動を補助する。近年では家庭用自動車に対してガソリンと電気を組み合わせたハイブリッド自動車も発売され、注目を浴びている。その代表的なものが、次項で紹介するトヨタのプリウスである。


  • メタノール自動車
    メタノール自動車は、アルコールの一種であるメタノールを燃料として走る。ディーゼル車をベースに改造したディーゼルタイプ、ガソリン車をベースに改造したオットータイプの2種類がある。排出ガスに粒子状物質が含まれていないため、いずれも黒煙をほとんど排出しない。しかし、二酸化炭素排出量がガソリン車より約10パーセント多いこと、低温時の始動性に若干問題がある等、今後の課題が多い自動車である。